ぎっくり腰
- 腰の痛みが不安で起床時に起き上がるのが怖い
- 朝、顔を洗う姿勢で痛みが出る
- 腰が痛くて家事が辛い
- ぎっくり腰がクセになっている
- 産後にぎっくり腰を起こしやすくなった
ぎっくり腰が起こる原因は? | 新潟市中央区つばさ整骨院・整体院
繰り返すぎっくり腰・・・治らないと思っていませんか?
繰り返しやすいぎっくり腰でお悩みの方、多いですよね。
・重いものを持ち上げたとき
・くしゃみをしたとき
・洗顔しようとして前かがみになっとき
・スポーツをしたとき
・季節の変わり目
こんな時に起こりやすいぎっくり腰は避けられないものだと思っていませんか?
ぎっくり腰は急に起こるもの?
ドイツ語で「魔女の一撃」とも呼ばれるぎっくり腰。イメージと言えば、予期せず突然訪れる強い腰痛という方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際は日常生活による筋肉・関節への負担や疲労の蓄積が大きく関連していて、場合によっては背中や股関節、臀部(お尻)や大腿部(太もも)の状態が影響を与えていることも。
腰は腰だけで動いているわけではありません。
具体的に、体の前屈動作を例にご説明します。
施術前(写真左)では
① 太ももの裏側の筋肉が疲労の蓄積で硬直(黄色の矢印)しているため、骨盤と股関節は前傾することができません(青色の矢印)。
② その結果、前屈の角度は小さくなり、この状態で洗顔や床の荷物を持ち上げようとすると腰の可動を能力以上に発揮させ続けなければなりません。
反対に施術後(写真右)では
① 太ももの裏側の筋肉が柔軟である(黄色の矢印)ため、骨盤と股関節は十分に前傾することができています(青色の矢印)。
② その結果、前屈の角度は大きくなり、背中までも前屈することができるため、腰に負担が集中することはなく、長持ちさせることができます。
こんな姿勢になっていませんか?
・猫背姿勢、反り腰姿勢
・背もたれに寄りかかっての自動車運転
・あぐらでの床生活
・足組みでの座り姿勢
これらはすべて上記の悪い姿勢につながる姿勢の一例です。
当院では骨格の歪みから、日常生活の中にあるご自身でも気付いていない姿勢のクセ(根本原因)を見つけ出していきます。
正しい座り方や立ち姿勢を覚えていただくだけでぎっくり腰の再発率は格段に低下します。
この症状を放っておくと・・・?
人間の体は傷に対する自然治癒力を持っていますので、遅くとも1ヶ月ほどでぎっくり腰の痛みは落ち着くことがほとんどです。
しかし、最近の痛み学研究の論文において、強い痛みが脳に焼きつく「慢性疼痛」という病態が報告されることが増えています。
耳障りの悪いメロディが頭から離れないという経験はありませんか?
慢性疼痛も同様で、傷は治っているはずなのに脳が痛みを記憶したためにどんどんと増悪していく中枢性感作という状態で、とても治癒しにくい厄介な症状になります。
ぎっくり腰などの急性症状においては早期の対処が重要です。
ぎっくり腰の治療法 | 新潟市中央区つばさ整骨院・整体院
ぎっくり腰の治療法
ぎっくり腰の治療は、まず痛めた組織が筋肉なのか関節なのか負傷組織の鑑別と、正しいアライメント(姿勢・骨格)と関節可動域の早期回復がポイントとなります。
負傷部位と負傷原因の鑑別検査
「痛みの出る動作、姿勢のチェック」
負傷した時の状況や痛みの出る動作の確認を行い、負傷箇所や負傷した組織の種類の特定を行います。
普段の座り方や立ち方の中にその人のクセや歪みの原因となる動作が隠れている場合があります。足首や骨盤からの歪みがないかもチェックを行い、根本原因をしっかりと見極めてから施術をおこないます。
「関節可動域のチェック」
どの方向にどこまで動かせて、どの角度で痛みが出現するかをチェックします。これによりどの筋肉・関節に問題があるか?を鑑別していきます。
筋肉調整・関節調整
「可動域を早期に回復させ、防御性の動作制限を解除」
「痛みは落ち着いてきたけれど、動かすのが怖い」
こんな経験はありませんか?
人間は強い痛みを発症すると、再受傷を防ぐために大きな動作が起こらないように脳がバリア(防御)を形成し、筋肉を硬直させ、関節の可動域を制限させます。
【痛みから起こる悪循環】
痛みの発生 → 可動域が制限される → 筋肉が硬直 → 痛みの増悪 → さらに可動域が制限 → 筋肉が硬直(悪循環の形成)
モビライゼーションテクニックを用いて動きのブロックがかかっている関節にすべりを与え、正しい関節の可動と正しい位置を取り戻させる治療を行います。
「動かしても痛くないからもう動かして大丈夫ですよ」という情報を脳に伝えて、早期にバリアを解除させて悪循環から解放させることが重要だと考えます。
特別治療器による施術
「ハイボルテージ治療」
ハイボルテージ治療は高電圧電流による電流刺激を、皮膚抵抗の影響を受けずに深部組織まで到達させ、直接的に患部の炎症の抑制、痛みの軽減、治癒力を促進させる治療法です。
従来の電気治療に比べ、身体の奥深い患部への直接のアプローチができるため、非常に高い鎮痛効果と即効性が望めます。
「立体動態波・3DMENS電気治療」
この立体動態波は疼痛や治癒促進効果のある特別治療機器です。一般的な整骨院においている干渉派や低周波と違い、プロのスポーツ選手やアスリートも使用する機械です。
痛みを早く取りたいかた、触るのも痛いという炎症がひどい状態の方にも使用可能な治療器です。
矯正治療
「骨盤矯正・猫背矯正」
急性期の症状が緩和して、根本の姿勢に問題がある場合は猫背矯正をおすすめしたり、骨盤に問題がある場合は骨盤矯正を行っています。
骨盤矯正はソフトな矯正でボキボキしませんのでご安心ください。
猫背矯正はストレッチポールの上に寝転んでいただき、自重をつかって猫背改善していきます。
痛い治療ではなく、気持ちの良い施術ですのでご安心ください。
マッサージだけでは繰り返すぎっくり腰は完治できません。
土台となる骨盤・背骨の状態を整えて、脊柱の位置関係を取り戻してあげることが重要です。